2007年に開催された「
灰野敬二 プレイズ ガムラン」が音源化
「ここにもこんなにブルースが宿っているとは... by 灰野敬二」'Who knew that so many blues should reside here too... by Keiji Haino'[HÖREN MIMI-028 11月25日発売]
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ジャンルを越境し、音楽表現における無限の可能性を追求する灰野敬二が大阪芸術大学所蔵のインドネシア民族楽器・ガムランのフルセットを演奏した2007年のソロ・パフォーマンス。演奏会場となった大阪芸術大学内 芸術情報センターは、パイプオルガン専用に建築された特殊エコーのコンクリートホールで、灰野が打ち鳴らす大・中・小、さまざまな銅鑼や鍵盤打楽器の響きをさらに増幅する。
「軽く触れたり、叩いたりした金属の音。そして今創ったばかりの、音の振動の波に乗って、幽霊のように動く灰野。こうして近づいて聴いてみると、それほど音の選択に躊躇しているようには感じられない。どれも直感的であることは確かだが、何度も聴くと、あらかじめ構想された音楽を、灰野が本能的な即興で実現させているかのように聞こえる。創造主には初めから大きな計画があったように。」
Biba Kopf(a.k.a. Chris Bohn:英Wire誌)
posted by Music of New Reference at 09:00|
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